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2017年12月28日木曜日

『ゲイトウエイへの旅』フレデリック・ポール|今日のSF


『ゲイトウエイへの旅』フレデリック・ポールである。ようやく最後まで来た。ゲイトウエイ2でちらっと出てくる宇宙のトラック運転手(スペーストラッキングである)、ウォルサーズが主人公の番外編短編集である。

話の内容を見ると『ゲイトウエイ4』よりこっちが先に書かれているように思われる。ウォルサーズのほうがゲイトウエイ本体の主人公より肉体派なので、読んでいてふつうに爽快感がある。ハードボイルド的主人公だな。

ふつうはこっちのタイプを主人公に据えるものだが、フレデリック・ポールにはスペースオペラのようなものにはしたくないという断固とした意思と計算があったのだろう。

このへんまで読む人はすでにすっかりゲイトウエイの世界観にはまっているはずで、少しでももっとゲイトウエイを読みたいと思っていることだろう。そういう人向きという気もしなくはなくて、自分ももちろん楽しめた。これで終わるとは寂しく思ったものだ。


ゲイトウエイへの旅 (ハヤカワ文庫SF) 文庫 – 1992/2
フレデリック ポール (著),‎ Frederik Pohl (原著),‎ 矢野 徹 (翻訳)

内容紹介
A collection of tales and vignettes chronicles humankind's discovery and exploration of the Heechee artifacts and provides a companion to the novels of "The Heechee Saga"

五十万年前に太陽系を訪れ、なにに使うかもわからない奇妙な物や不思議な建造物を残したまま、いずこかへ消え去った謎の異星人ヒーチー。金星の地下都市スピンドルに住むウォルサーズは、そのヒーチーの残したトンネルに観光客を案内して生計をたてている。めったに来ない大金持ちの観光客をつかまえたウォルサーズの命がけのトンネル・ガイドを描く「金星の商人」ほかの連作を収録する巨匠ポールの人気シリーズ番外篇。

文庫: 315ページ
出版社: 早川書房 (1992/02)
言語: 日本語
ISBN-10: 4150109621
ISBN-13: 978-4150109622
発売日: 1992/02



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