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2017年11月5日日曜日

『アンドロメダ病原体』マイクル・クライトン|今日のSF


『アンドロメダ病原体』マイクル・クライトンである。1969年。

これの映画版というのが大傑作で、小学生の頃よくテレビで再放送していたので覚えておる。初期のSF刷り込み体験のひとつである。SF小説の映画化というのは、うまくいかないことも多いがこれは映画の方がさらに良くなっている。映像的な表現では、出だしで謎の変死をとげていた村人の手首を切ったら、ざらざらと砂のようになった血がこぼれてくる、というシーンが秀逸だった。

小説もちゃんと良くて、映画よりずっとあとに大人になってから読んだ。それを今になって、また読んでみた。ストーリー以外ほとんど忘れていた。読んだのをほとんど忘れているなら、読んでも読まなくても同じではないかと、このように再読するたびに思うのだが、どうだろうか。

マイクル・クライトンのどメジャーになる前の作品の一つで、このへんからすごくなっていく。まだ、大量のスタッフを使って資料を読み込んで行くというシステムになっていなくて、たぶんこつこつと一人でやっていたのだろう。

思わせぶりな伏線を張っていて、たいして使わないという設定がある。なんだと肩透かしを食らうが、読者をミスリードしてやったとも言えるし、この時代から読者いじりのコツを心得ていた、とも言える。


アンドロメダ病原体〔新装版〕(ハヤカワ文庫NV) 文庫 –
マイクル・クライトン (著), 浅倉久志 (翻訳)

内容紹介
事件はアリゾナ州の小さな町、人口48人のピードモントで起きた。町の住人が一夜で全滅したのだ。軍の人工衛星が町の郊外に墜落した直後のことだった。事態を重視した司令官は直ちにワイルドファイア警報の発令を要請する。宇宙からの病原体の侵入――人類絶滅の危機にもつながりかねない事件に、招集された四人の科学者たちの苦闘が始まる。戦慄の五日間を描き、著者を一躍ベストセラー作家の座に押し上げた記念碑的名作が新装版で登場!【解説:尾之上浩司】
内容(「BOOK」データベースより)

事件はアリゾナ州の小さな町、人口48人のピードモントで起きた。町の住人が一夜で全滅したのだ。軍の人工衛星が町の郊外に墜落した直後のことだった。事態を重視した司令官は直ちにワイルドファイア警報の発令を要請する。宇宙からの病原体の侵入…人類絶滅の危機にもつながりかねない事件に、招集された四人の科学者たちの苦闘が始まる。戦慄の五日間を描き、著者を一躍ベストセラー作家の座に押し上げた記念碑的名作。
著者について

マイクル・クライトンは1942年、イリノイ州シカゴ生まれ。ハーバード大学で人類学を専攻後、ハーバード・メディカル・スクールを卒業。在学中からペンネームで小説を書きはじめ、1968年に発表した『緊急の場合は』でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を受賞。1969年発表の本書『アンドロメダ病原体』で世界的なベストセラー作家となった。その後も、『スフィア―球体―』『ジュラシック・パーク』『タイムライン』など、次々と話題作を生み出している。映画監督としても「ウエストワールド」「コーマ」「大列車強盗」などの傑作を手がけ、また人気TVシリーズ「ER 緊急救命室」の製作者としても知られている。2008年死去。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

クライトン,マイクル
1942年、イリノイ州シカゴ生まれ。ハーバード大学で人類学を専攻後、ハーバード・メディカル・スクールを卒業。在学中からペンネームで小説を書きはじめ、1968年に発表した『緊急の場合は』でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を受賞。1969年発表の『アンドロメダ病原体』で世界的なベストセラー作家となった。その後も、次々と話題作を生み出した。映画監督としても「ウエストワールド」「コーマ」「大列車強盗」などの傑作を手がけ、また人気TVシリーズ「ER 緊急救命室」の製作者としても知られている

浅倉/久志
1930年生、2010年没、1950年大阪外国語大学卒、英米文学翻訳家




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