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2017年3月22日水曜日

スウェーデンのミステリー作家、ヘニング・マンケルの『白い雌ライオン』|今日のミステリー


 スウェーデンのミステリー作家、ヘニング・マンケルの『白い雌ライオン』である。ヘニング・マンケルでは、一番最初か二番目に読んだ小説だったと思う。知らない人なので緊張して読んだ覚えがある。相手の出方をうかがいながらというか、 どのくらいの力量か測りながら読むというか。

それで、これがすごい傑作だったのである。 ぜんぜん知らない人でも、すごい人がいるんだなあ、と思った。どれくらいの知名度があるんだろうか。

南アフリカとスウェーデンと舞台にした話で、ポイントは主人公の警部が最後までアフリカに行かないところ。これは、ちゃんとリアリティを重視してる話なので、田舎の一警察官がアフリカに出張して活躍するのは、予算的にありえないのではないか、などと考慮したのではないか。

ヘニング・マンケルはアフリカにも住んでいたので、アフリカをリアルに描写する自信がなかった、というわけではないと思う。もっと力を抜いた大衆娯楽小説なら、さくっと警部がアフリカに飛んで大活躍、となりそうなところだが、そうしないところが、ヘニング・マンケルの手強いところである。


白い雌ライオン (創元推理文庫) 文庫 – 2004/9
ヘニング マンケル (著), Henning Mankell (原著), 柳沢 由実子 (翻訳)

内容(「BOOK」データベースより)
スウェーデンの田舎町で、不動産業者の女性が消えた。失踪か、事件か、事故か?ヴァランダー警部らは彼女の足取りを追い、最後に向かった売家へ急いだ。ところが近くで謎の空き家が爆発炎上、焼け跡から黒人の指と南アフリカ製の銃、ロシア製の通信装置が発見される。二つの事件の関連は?スウェーデンとロシア、南アフリカを結ぶ糸は?CWAゴルードダガー受賞シリーズ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
柳沢/由実子
1943年岩手県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業、ストックホルム大学スウェーデン語科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 




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