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2016年4月18日月曜日

『非Aの世界』ヴァン・ヴォークト|読んだ本


『非Aの世界』ヴァン・ヴォークト|読んだ本

SFの古典の一つである。『非A』と書いて『ナルA』と読む。SFファンなら誰でもこれをふりがななしでも『ナルA』と読めるのである。それくらいの名作である。

けっこうエンターティメント寄りの作風なのだが、1950年代の作品とは思えない感覚やテーマの新しさがある。1970年代頃の作品だと思って読んでいたので刊行年を見て驚いた。

エンターティメントは時代に消費されるので50年代以前の古い娯楽小説などは今だと読むに耐えないものも多い。20年くらい進んでいた作品だったのだろう。すごい緊張感で進むのだが、終わりの方ですこしだらけてきて、オチは確かに驚くがよく意味がわからない。大風呂敷を広げすぎて収拾がつかなくなったのかもしれない。

でも、大変に良い。

非Aの世界 (創元SF文庫) 文庫
A・E・ヴァン・ヴォークト (著), 中村 保男 (翻訳)

時は26世紀、今まさに〈機械〉によるゲームが始まろうとしていた。ゲームの成績優秀者には政府の要職が、そして優勝者には金星行きの資格が与えられる。ギルバート・ゴッセンもこのゲームに参加すべく〈機械〉市にやってきたが、奇妙な事実が判明する。彼の記憶はすべてがちぐはぐだったのだ。この間違った記憶は誰に植えつけられたのか。そもそも自分は何者なのか。自らの正体を求めてゴッセンの探索が始まるが、その背後では銀河系規模の陰謀劇が進行していた。

内容(「BOOK」データベースより)
いままさに“機械”によるゲームが始まろうとしていた。成績優秀者には政府の要職が、優勝者には金星行きの資格があたえられる。ギルバート・ゴッセンもこれに参加するべく“機械”市へやってきたが、奇妙な事実が判明する。彼はまちがった記憶を植えつけられていたのだ。自分はいったい何者なのか。ゴッセンの探索が始まるが、背後では銀河系規模の陰謀が進行していた。歴史的傑作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ヴァン・ヴォークト,A.E.
1912年カナダ・マニトバ州生まれ。39年に短編「黒い破壊者」でデビュー(同作は後に改稿され、『宇宙船ビーグル号の冒険』の冒頭部となる)。一躍人気作家となり、P・K・ディックら後進に多大な影響を及ぼした。95年にアメリカSFファンタジー作家協会(SFWA)からグランド・マスター賞を贈られ、96年のワールドコンでは特別賞を授与された。2000年没。12年には生地カナダで、その名を冠したA・E・ヴァン・ヴォークト賞が創設された

中村/保男
1931年生まれ。東京大学文学部英文科卒。2008年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
文庫: 329ページ
出版社: 東京創元社
言語: 日本語
ISBN-10: 4488609139
ISBN-13: 978-4488609139

商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.6 x 2.4 cm 



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